マグネットフィルターの誕生まで

マグネットフィルターの誕生まで

原料から、磁石の種類選びまで、マグネットフィルターの誕生についてです。

原料選び

第一の目的として水の中で使用するのでサビないということを条件に置き、原料選びを行った。
金属の酸化物をプラスチックに練り込み、磁石とした。=セラミック磁石

磁石の種類選び

磁石の種類には、大きく分けると二つの種類がある。
一つは等方性磁石という。これは特別な事をしないで普通に作ったものをいう。

もう一つはNS極を特定の方向にしてやると、その方向で磁石の強さが強くなるというもの。この方法で作ったものを異方性磁石という。

マグネットフィルターは、熱帯魚などの飼育水の活性化を目的に作られた。水の流れを複雑にする為、かためて使ったときに、同じ方向を向かないように、等方性磁石をもちいている。

林化成マグネットフィルター1 円錐形で羽根を四方向に2枚ずつ8枚つけた形のものより試作で行う
林化成マグネットフィルター2 まとまりが悪いという事で円筒形に変更
林化成マグネットフィルター3 羽根の間隔が一定ではないという事により、均等の幅で羽根を作る
林化成マグネットフィルター4 円筒より丸形の方が見栄えも良く、まとまりもより一層良く磁界が均一に全体にできるため丸形に変更する

(Φ20.Φ35共に16枚)

使用材料も3種類から、この段階で決定

(比重ならびに磁力の関係)


林化成マグネットフィルター5
Φ20→12枚

Φ35→16枚

最終的に磁気の強弱により、大きさによってΦ20の方は12枚に変更。Φ35は16枚のままに決定

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2009 年 3 月 5 日 / カテゴリー: マグネットフィルターとは

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