磁力を使って水を浄化する濾過槽のろ材「マグネットフィルター」はあらゆる場所で活用が可能です。
ヒメダカによる生存率試験の結果100%の生存率
マグネットフィルターを使用し財団法人日本食品分析センターで、ヒメダカによる生存率試験の結果100%の生存率も済んでおります。
2009 年 3 月 5 日 / カテゴリー: マグネットフィルターとは
原料から、磁石の種類選びまで、マグネットフィルターの誕生についてです。
原料選び
第一の目的として水の中で使用するのでサビないということを条件に置き、原料選びを行った。
金属の酸化物をプラスチックに練り込み、磁石とした。=セラミック磁石
磁石の種類選び
磁石の種類には、大きく分けると二つの種類がある。
一つは等方性磁石という。これは特別な事をしないで普通に作ったものをいう。
もう一つはNS極を特定の方向にしてやると、その方向で磁石の強さが強くなるというもの。この方法で作ったものを異方性磁石という。
マグネットフィルターは、熱帯魚などの飼育水の活性化を目的に作られた。水の流れを複雑にする為、かためて使ったときに、同じ方向を向かないように、等方性磁石をもちいている。
円錐形で羽根を四方向に2枚ずつ8枚つけた形のものより試作で行う | |
まとまりが悪いという事で円筒形に変更 | |
羽根の間隔が一定ではないという事により、均等の幅で羽根を作る | |
円筒より丸形の方が見栄えも良く、まとまりもより一層良く磁界が均一に全体にできるため丸形に変更する
(Φ20.Φ35共に16枚) 使用材料も3種類から、この段階で決定 (比重ならびに磁力の関係) |
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Φ20→12枚
Φ35→16枚 最終的に磁気の強弱により、大きさによってΦ20の方は12枚に変更。Φ35は16枚のままに決定 |
2009 年 3 月 5 日 / カテゴリー: マグネットフィルターとは
マグネットフィルターの使用例として簡単な例の紹介です。
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使用水槽 | 用途 | サイズ | 個数 |
60センチ水槽 | 鑑賞用 | 20mm | 60個から130個 |
90センチ水槽 | 鑑賞用 | 20mm | 100個から200個 |
90センチ水槽 | 鑑賞用 | 20mm,30mm混在 | 20ミリ100個35ミリ50個 |
90センチ水槽 | 鑑賞用 | 35mm | 100個から150個 |
180センチ水槽 | 鑑賞用 | 35mm | 200個ほど |
繁殖用の水槽では、ペーハー水の汚れ具合を見て、1.5倍から2倍を目安にしてください。
メッキタイプを1割程度あわせて使用することをお勧めします。
1割程度均等に混ぜることにより、磁力が全体的に強くなります。
水の透明度を増したい場合にメッキタイプだけを使用するか、メッキタイプの塊を10個ぐらいと標準タイプを50個ぐらいを併用する。
よりきれいな飼育水にしたい場合、標準タイプの1から2割程度混在で使用する。
2009 年 2 月 25 日 / カテゴリー: 更新履歴