磁力を使って水を浄化する濾過槽のろ材「マグネットフィルター」はあらゆる場所で活用が可能です。
磁石にはいろいろな種類があり性能目的によって使い分けられます。
Ⅰ 磁鉄鉱(マグネタイト)
Ⅱ クロム鋼
Ⅲ 高コバルト鋼
Ⅳ アルニコ系
Ⅴ フェライト系
Ⅵ 希土類磁石
Ⅶ 希土類鉄磁石
固体磁石 | アルニコ磁石.フェライト磁石.希土類磁石.希土類鉄磁石 |
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液体磁石 | 磁性流体などを一次的に磁化したもの |
ボンド磁石 | プラスチック磁石.ゴム磁石 |
鍛造磁石 | クロム鋼 高コバルト鋼 |
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鋳造磁石 | アルニコ |
焼結磁石 | 希土類磁石 フェライト磁石 |
プラスチック成形 | 希土類粉末プラスチック |
ゴム成形 | 希土類粉末ゴム |
圧延 打抜(この後熱処理を行う) |
等方性(磁場配向処理をしない)
異方性(磁場配向処理をする)
乾式異方性 バインダ―材を必要とする
湿式異方性 バインダ―材を必要としない
2009 年 3 月 11 日 / カテゴリー: 磁石/磁力について
良い磁石を効率よく利用することで、最大の効果をうることができます。
一般に良い磁石とは、鉄などを吸引する力が強く、残留磁束密度、保持力、最大エネルギ―績が大きい特性の安定な磁石のことをいいます。
さらに付け加えるなら丈夫で加工性に優れ、なおかつ小形、軽量、低価格ということになります。
マグネットフィルタ―とは、ハ―ド磁性材料の中のフェライト磁石でありプラスチックにフェライトを練り込ませて作られており、下記のような特徴があげられます。
ネオジウム磁石でも作る事ができ、その特性は上記の特性と似ているが、残留磁束密度が多く、保持力も高く、最大エネルギ―積が、現有磁石の中で最高峰にあり、素材面で大変有利ですが希少なため、素材が非常に高価になってしまうのが欠点である。
フェライト磁石には等方性と異方性とがあり、その違いは次のとおりである。
マグネットフィルタ―は、磁力線を複雑にするために等方性の方法をとっているわけです。使用用途により異方性の着磁方法が良い場合もでてきます。その場合は異方性にすることも可能です。以上の説明のように、現段階でマグネットフィルタ―はフェライト磁石の等方性磁石である。
使用用途により
にも作成することが可能です。
マグネットフィルタ―の形も、現段階で試験の結果より球型の真ん中に穴があいている形がベタ―な形と判断しました。試験段階で円すい形や円柱形といったかたちも、考案されましたが、球型に決定しました。
使用用途により、様々な良い形のものが考えられます。現段階でも数種類の形が考案され、試作実験デ―タどりを行っております。
2009 年 3 月 11 日 / カテゴリー: 磁石/磁力について
水草水槽に上部濾過槽のろ材としてマグネットフィルターを使用
水槽:350 x 200 x 300 mm
照明:コトブキ サンルック 10W 1灯
ろ過:上部ろ過 マグネットフィルター ペレットタイプ200g を4個使用
水草:トニナ / 魚:ヤマトヌマエビ2匹、オトシンクルス2匹
底床:アマゾニア(ADA) パワーサンドM
CO2:1秒1滴
2009 年 3 月 11 日 / カテゴリー: 活用事例
水草水槽の外部ろ過装置にマグネットフィルターを利用しています。
水槽:600 x 300 x 360 mm
照明:NAランプ 3 灯
ろ過:EHEIM 2224
マグネットフィルター12mm(20ミリを各100個づつ混在)
底床:アマゾニア パワーサンドM
CO2:なし
AIR:あり
石:ジャカレロック
流木:オールブラックウッド
2009 年 3 月 11 日 / カテゴリー: 活用事例
マグネットフィルターを淡水魚飼育の上部フィルターに入れて利用しています。
飼育魚:アーリー、カメレオンシクリット
水槽サイズ:90cm
写真の綿の下にもマグネットフィルターが敷き詰めてあります。
飼育魚:キフォティラピア・フロントーサー
水槽サイズ:60cm
2009 年 3 月 11 日 / カテゴリー: 活用事例