良い磁石を効率よく利用することで、最大の効果をうることができます。
一般に良い磁石とは、鉄などを吸引する力が強く、残留磁束密度、保持力、最大エネルギ―績が大きい特性の安定な磁石のことをいいます。
さらに付け加えるなら丈夫で加工性に優れ、なおかつ小形、軽量、低価格ということになります。
マグネットフィルタ―とは、ハ―ド磁性材料の中のフェライト磁石でありプラスチックにフェライトを練り込ませて作られており、下記のような特徴があげられます。
ネオジウム磁石でも作る事ができ、その特性は上記の特性と似ているが、残留磁束密度が多く、保持力も高く、最大エネルギ―積が、現有磁石の中で最高峰にあり、素材面で大変有利ですが希少なため、素材が非常に高価になってしまうのが欠点である。
フェライト磁石には等方性と異方性とがあり、その違いは次のとおりである。
マグネットフィルタ―は、磁力線を複雑にするために等方性の方法をとっているわけです。使用用途により異方性の着磁方法が良い場合もでてきます。その場合は異方性にすることも可能です。以上の説明のように、現段階でマグネットフィルタ―はフェライト磁石の等方性磁石である。
使用用途により
にも作成することが可能です。
マグネットフィルタ―の形も、現段階で試験の結果より球型の真ん中に穴があいている形がベタ―な形と判断しました。試験段階で円すい形や円柱形といったかたちも、考案されましたが、球型に決定しました。
使用用途により、様々な良い形のものが考えられます。現段階でも数種類の形が考案され、試作実験デ―タどりを行っております。
2009 年 3 月 11 日 / カテゴリー: 磁石/磁力について